アウディ ジャパンは、現在のラインアップでの最強のステーションワゴンモデルとして「アウディ RS 6 アバント (Audi RS 6 Avant)」を設定し、6月16日より予約受付を開始する。販売予定台数は100台(本年)で、価格は1,660万円。なお、配車・登録は9月中旬が予定されている。

アウディ RS 6 アバント

アウディは、伝統的にハイパフォーマンスモデルに「S」「RS」という名を用い、アウディの100%出資子会社である「クワトロGmbH」により開発・生産が行なわれている。「RS 6」は、1996年に同社が最初に手がけたモデル「S6 Plus」を起源とする。2002年に初代「RS 6」がデビュー。450馬力の4.2L(リッター)V型8気筒ツインターボエンジンを搭載した「RS 6」は、日本でも2003年2月に販売され、高い人気を博したという。その後、2004年7月に20台の限定モデルを加え、2005年8月までの2年半に累計334台を販売している。

今回の「アウディRS 6アバント」は、新開発の5.0L、V型10気筒ツインターボFSIエンジンを搭載し、アウディ史上最高のパワー、580psを誇る。高性能はもちろん、ステーションワゴンとしての機能性、豪華な装備をも備えた究極のハイパフォーマンス ラグジュアリー スポーツカーに位置づけている。

ボディは「A6アバント」をベースに、最新のクワトロ フルタイム4WDシステム、DRC(ダイナミック ライド コントロール)付きスポーツサスペンションなどが組み合わせられている。また、リアビューカメラ付きAPS(アウディ パーキング システム)、地上デジタルTV対応のMMI(マルチメディア インタフェース)、i-Podなどの携帯オーディオプレーヤー接続も可能としたAMI(アウディ ミュージック インタフェース)なども装備する。なお、今回の「RS 6」はアバント(ステーションワゴン)モデルのみとなる。