オービット・ミューズテクスは米Mark of the Unicorn(MOTU)の新型オーディオインタフェース「896mk3」を発表した。発売時期は2008年夏を予定している。

エフェクトも搭載した28in/32outのFireWireオーディオインタフェース「MOTU 896mk3」

同製品はFireWire(IEEE1394)接続のオーディオ/MIDIインタフェース。サンプリングビットレートは最高24bit/192kHzまで対応し、独立した28in/32outの入出力を備える。8系統のマイク/ギター入力端子はハードウェアリミッタや、+60dBと強力なプリアンプ、チャンネルごとに独立したトリムポットを搭載。AES/EBU入出力、S/PDIF入出力、2系統のADAT Opticak入出力(S/MUX対応)、Word Clock入出力と、デジタル端子も豊富に備えている。

同製品はDSPを内蔵し、リバーブ・リミッタ/コンプレッサ、7バンドEQも利用できる。付属するCueMix FXソフトウェアはDSPミキサー/エフェクトを容易に設定でき、またレベルメータは一般的なピークメータに加えRMSメータとして利用することも可能。また896mk3をスタンドアロンで、高品位なデジタルエフェクト付きミキサーとして使用することも可能となっている。Windows、Mac両プラットフォームに対応し、対応ドライバはWDM、ASIO、CoreAudioが予定されている。