女優の釈由美子が30歳の誕生日を迎え、テレビ朝日のスタジオで、出演中のドラマ『7人の女弁護士』の出演者・スタッフから祝福を受けた。

12日で30歳を迎えた釈由美子

特大ケーキの登場に釈は「誕生日当日には何かあるんじゃないかとは思っていて、小芝居をしようかと考えていたんですが(笑)、まさか今日(9日)だとは。うれしいです!」とニッコリ。30代を迎えることについては「以前は、もうすぐ30なのにって焦ったこともありましたが、今は、これまで通りに真摯に誠実にやっていきたいと思うようになりました」と気負いなく語り、「これまで、意外と恋愛モノのドラマに出演してこなかったので、そろそろ大人の女性を演じるラブストーリーに出演してみたいですね」と今後の抱負について語った。

現在、出演中の『7人の女弁護士』は、見せ場ともいえる法廷のシーンで、長いセリフ回しに苦労したという釈は「PART1以上に長いセリフがさらにパワーアップしていて、常に台本と格闘する日々でした。でも、このドラマを通じて、年齢に関係なく自分の夢にシンプルに向かっていきたいと思うようになったんです」と前向き。「残された答えは一つです」という名セリフも生まれ、真っ直ぐな性格で猪突猛進する真紀という女弁護士については「弁護士が天職だとは思うんですけど、仕事だけっていうのではなくバランス良く女性としての道も歩んでいくんじゃないかなぁと思うんです」と語り、自身についても「いつかはパートナーとともに家庭を持ちたいです」と結婚願望を打ち明けた。

出演者も祝福。写真左から、中島知子、三浦理恵子、釈、滝沢沙織、原沙知絵、野際陽子、東ちづる

巨大ケーキに立てられた3本のロウソクを一吹きで

最終回は「事務所のある誰かが被告人になってしまうんです。弁護士の仕事とは何かということを考えさせられる内容になっています」(釈)

ドラマの撮影も終盤に差し掛かりラスト2話。同作に出演して「人を信じた自分を信じる強い気持ちが大切」ということを知ったという釈は「私もどちらかというと真紀と同じタイプなんです。一度心を開いて身内になっちゃうと、すごく信じやすいほうなんですね。人を信じる勇気というよりも、自分が信じたという決断が間違いではなかったという勇気が自分自身の自信に繋がると思うんです。だから、結果的に騙されたとしても、そこで自分が信じたという決断は間違いじゃなかったって思えるように、胸を張っていきたい」と、力強く宣言していた。

一方、PART3の製作が決まったらどうですか? という質問には一瞬たじろぐ様子を見せ「う~ん……今回は、コスプレが多かったので次では卒業したいですね(笑)」と言うのが精一杯。クランクアップしたら「早く解放されて、アホになりたいです(笑)。おもいっきり"オモロー"って言いたい!」と思いを爆発させていた。

『7人の女弁護士』は毎週木曜21:00よりテレビ朝日系で放送(最終回は6月19日)