かなーりやりこんではいるものの、ほとんど成長した気がしない今日この頃。それでもやめられないあたりが、『モンスターハンターポータブル 2nd G』の魅力といえそうだ。もちろん、レビューを書き上げないと編集さんに"狩られてしまう"というのも大きな理由といえなくもない……。
現実世界もゲームの世界も、先立つものが重要である
さて、ちょっといやらしいが、お金の話を少し。わが家のアイルーたちにもしばしば言われるのだが、狩猟生活は何かにつけてお金がかかる。武器や防具を強化するのはもちろん、各種アイテムの購入や、そうそうアイルーを雇うのにだってお金が必要だ。食事にしてもそう。私のように、ひとつの「クエスト」をクリアするのにひーこらいっているようでは、なかなかお金がたまらないのである。
とにかくお金を稼がねばならぬ。といわけで個人的にオススメなのが、集会所にいるトレジィとともにトレジャー探しに出る「トレジャーハンター」。最初は何がトレジャー? という感じだったが、数をこなしていけばトレジィがどれをトレジャーと判断するかわかるようになってくる。手っ取り早くお金を稼ぐ手段としてはうってつけだ。高得点を出すと、ポッケポイントだけでなく、高く売れる報酬も手に入る。自宅の近くにいるトレジィの弟子に話しかけると、そのポイントでアイテムと交換したり、農場を大きくしたりすることができるのだ。
農場を大きくすれば、それだけ調合などの素材が揃うのでアイテムをわざわざ購入する必要がなくなる。とはいえ、私は調合自体がまだ手探り状態なのでかなりロスしている部分はあると思うが。あと、農場にいる"トレニャー"にポッケポイントを渡して各フィールドの素材をもらうという手もある。
私のようなレベルでも、意外とおいしいクエストがあったりもする。ともあれ、千里の道も一歩から。ローマは一日にしてならず。お金稼ぎは地道な作業なのだ。
目指せハンターランク「2」。モンスターは「ドドブランゴ」
前回、「集会所クエスト☆☆☆」を見事クリア。引き続き登場した「緊急クエスト」こそが、私のハンターランクをアップする道標となる……のだろうか? とにかく降りかかる火の粉は払わねばならぬ。緊急クエスト「激突! 雪獅子ドドブランゴ」。狩るべきモンスターはもちろん「ドドブランゴ」である。
実は、この「ドドブランゴ」、すでに私はクリアした経験があった。しかし、あまりに莫大な時間を費やしているため、少々記憶はあやふや。しかし、討伐に成功したことは事実。一度クリアしたモンスターに私が白旗を揚げるわけがない。はっはっは。いや、待てよ。何かこの展開にはいやな記憶がある……。たしか、「ババコンガ」の際も、同じように余裕をかまして大変な目にあったはずだ。ということは……。はい、ご想像の通り。ものすごーく手強くなってました。
クエストのレベルに応じてモンスターの強さも変わってくるのだが、『モンスターハンターポータブル 2nd G』では、似ているが性質の異なる"亜種"も存在する。ちなみに左が「ドドブランゴ」の亜種で、右が「ババコンガ」の亜種 |
この「ドドブランゴ」、動きがすばやく、そして"隙"がない。もちろん、ないことはないのだろうが、とにかく厳しい。しかも、雪の中をもぐったかと思えば、いきなりジャンプして地上に出てくるといった技を持つ。まさに神出鬼没。ブレスで私を雪だるまにするかと思えば、氷の塊をぶつけてくる。前にいては危険なので、後ろに廻りこむと「バックジャンプ」をくらう……。また、たいていのモンスターは体力が落ちると巣に戻る。そこを急襲して狩猟成功! というパターンが多いのだが、「ドドブランゴ」は足をひきずって巣に戻っても、そこからがまた手強い。これまでの経験をフル動員し、50分時間切れのフルタイムドローという熱戦も繰り広げた。まあ、クエスト自体は失敗なわけなので、正確には「ドロー」ではないのだが……。
実のところ、この原稿を書いている時点において、このクエストはまだクリアできていない。悔しいことに、「ドドブランゴ」が大きな壁となって立ちふさがっているのだ……。しかし、私は絶対にあきらめない。
「目的を達成しました。」
このメッセージを目にする日まで。そしてハンターランクが「2」になる日まで……。アイルーたちと私の狩猟生活はまだまだ続くのだった。
終わり
ゲームタイトル | モンスターハンターポータブル 2nd G |
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対応機種 | プレイステーション・ポータブル |
ジャンル | ハンティングアクション |
発売日 | 3月27日(発売中) |
価格 | 4,800円 |
CEROレーティング | C (15才以上対象) |
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