ツインバード工業は9日、ホームベーカリーの新モデル「PY-D432W」を発表した。発売は6月10日を予定しており、価格はオープン。市場価格は1万円前後と予想される。

1斤~2斤の食パンを自動で焼き上げることができるホームベーカリー PY-D432W より高度な調理も可能にした「独立モード」を搭載

同製品は、1斤/1.5斤/2斤のパンを焼くことが可能なモデル。材料を入れるだけで、後の工程はすべてホームベーカリーにおまかせで食パンを焼くことができる。また、全粒粉パンやフランスパン風、スイートパンなどを焼くメニューが搭載されているほか、バターロールやクロワッサンなどのパン生地やピザ生地をつくることも可能。

さらに、「こね」「発酵」「焼き」をそれぞれ単独で使用可能な「独立モード」が搭載されており、材料をこねたあとに生地を取り出して、ジャムやレーズンなどの具材を巻き込んでから発酵させるなどの工夫を楽しむことができる。「こね」は1分~15分(1分単位)で、「発酵」は10分~2時間(5分単位)、「焼き」は5分~1時間(5分単位)の設定が可能。同社のホームベーカリーの特徴の一つとなっている、作業状態が見えるのぞき窓も搭載されており、進行状態を確認しながら、焼きや発酵などの時間を延長することも可能だ。フルオートのホームベーカリーでは難しかった、さまざまなメニューにも挑戦できる。

また、5分未満の停電ならば、リセットされずに、調理を続ける「停電復帰メモリー」機能も新搭載。作業の途中で、ブレーカーが落ちるというようなことがあっても、それだけでは即失敗とならない、安心設計となっている。