ケーエムシーコーポレーションは7日、京浜工業地帯の夜景を水上から見学するツアー「工場夜景ジャングルクルーズ」の運航を開始する。所要時間は90分で、1名4,500円(ドリンク付き)。

運河から眺めることのできる工場群

同クルーズは、近年の工場夜景ブームに着目した新しいツアープランで、夜景評論家として様々な活動を行う、丸々もとお氏のプロデュースによるものだという。これまで夜の工場を実際に鑑賞できる場所が、一部の展望台や高速道路などに限られていたことから、運河から臨む工場の造形美をゆっくりと味わってもらいたいと企画されたという。

同クルーズでは、日没後に赤レンガパーク桟橋 ピア赤レンガをクルーザーで出港し、横浜港を横切って両岸に工場やプラントが建ち並ぶ京浜運河へと進む。さらに枝分かれした小さな運河も巡って、工場夜景の名所を堪能するとのこと。運河沿いにひしめく工場やプラントと複雑に絡み合った煙突や配管などが、照明によって美しく浮かび上がる様が間近に楽しめるとしている。

運行は土日限定で、各1便。運行時刻は季節によって変動するが、6月・7月は19:00からとなっている。乗船希望者は、乗船日の前々日16:00までに電話か専用予約フォームでの申込みが必要。定員は30名で、1便が定員に達した場合には21:00発の2便も運行されるという。なお、当日空きがある場合に限り、ピア赤レンガ桟橋にあるチケットブースで当日乗船券が購入可能となっている。

京浜工業地帯の夜景 昼とは違った表情を見ることができる