エアライナークラブは10月26日、東京と大阪の2カ所にて、日本初のフライトや飛行機に関する検定「フライト検定」第1回を実施する。検定では、航空の歴史から空港、航空用語、機内マナーなど、フライトに関するさまざま問題が出題されるとしている。

フライト検定公式ウェブサイト

同クラブは、1984年に結成した歴史の古い民間航空機ファンクラブ。今回の検定誕生の狙いとしては、「利用者の立場から、ぜひ知っておくべき実用的なフライトに関する知識を楽しく学んでほしいと思いから、フライト検定を設けました。初級・中級・上級と設定するので、基礎知識を修得したい人はもちろん、実力を試したい人にもチャレンジしてもらえるものになっています」(フライト検定委員会広報担当)とのこと。

今回の開催では、初級・中級コースの2コースを実施。各検定会場において各コース500名、計2,000名限定となっている。なお上級コースに関しては、中級合格者のみを対象とするため第1回の設定はない。検定概要は、以下の通りとなっている。

第1回 フライト検定 内容

受験資格 年齢 制限なし※上級コースのみ中級合格者対象
検定日時 10月26日
検定会場 東京・大阪
出題形式 マークシート形式・初級中級ともに全100問
試験時間 60分
検定内容 初級:フライトの基礎知識(国内航空分野中心・一部国際航空分野もあり) / 中級:航空ファン向けの深いフライト知識(国際関係分野中心)
科目内容 航空の歴史・路線・タイムテーブル・航空会社・搭乗手続き・セキュリティー・時差・マナーなど
結果通知 合格者のみ合格証送付
検定結果発送予定日 11月下旬

ちなみに問題の一例として、初級では「日本国内線利用時において、小児運賃が適用される年齢の記述で正しいものはどれか」(答え:満3歳以上満12歳未満)、中級では「ロングフライト血栓症の防止について述べたもので誤っているものはどれか」(答え:ビール、コーヒーなどの利尿作用のある水分を十分に取るようにする)といったものがマークシート形式で出題される。

検定料金は初級コースが3,000円、中級コースが4,000円、初級・中級同日受験の場合は6,000円。申し込みは公式ウェブサイトにて、7月1日から8月31日まで受け付ける。