JTB西日本と日本飛行船は9日、東京の空中散歩を楽しめる「第3回飛行船遊覧クルーズ 東京周遊コース」を発売する。

搭乗するのは、揺れが少ないフライトが特徴の飛行船「ツェッペリンNT」

運航日は、7月24日~8月31日までの計27日間を設定。コースは、従来の遊覧コースであるデイフライト・トワイライトフライト・ナイトフライトに加え、プレミアムナイトフライトの4コースを用意し、それぞれ埼玉県桶川運航基地から東京都内を巡るものとなっている。デイフライト・トワイライトフライト・ナイトフライトは約90分、プレミアムナイトフライトでは約105分の飛行が満喫することが可能だ。

注目コースは、各地の花火大会が夜空から鑑賞できるプレミアムナイトフライト。これは、約105分の飛行のうち、約20分間の花火鑑賞が楽しめるものだ。花火を目的とした飛行船遊覧クルーズとしては、今回の運航が世界初となっており、美しい夜景と花火のコラボレーションが満喫できるまたとない機会となっている。

ちなみに鑑賞できる花火大会は、7月24日の第30回足立の花火大会、26日の第31回隅田川花火大会、8月2日の第50回いたばし花火大会と第56回戸田橋花火大会、7日の2008神宮外苑花火大会を予定。搭乗料金は、1名21万円となる。

通常の周遊コースであるデイフライト・トワイライトフライト・ナイトフライトは、池袋や浅草、六本木、渋谷、新宿などを巡るもの。搭乗料金は、デイフライト・トワイライトフライトが1人14万8,000円~、ナイトフライトが1人15万8,000円~となっている。申し込みは電話または専用ウェブサイトにて受け付ける。

2008年度運航スケジュールとして、同社では9月6日から東京周遊コース、11月21日から関西周遊コース、12月14日から再び東京周遊コースを予定している。