「アイルー」たちに癒されながら狩猟生活に励む
さて、『モンスターハンターポータブル 2nd G』を語る上で、忘れてはいけないのが「アイルー」。今や私の家族といっても過言ではない存在である(言い過ぎ?)。最初にネコバァから仲介してもらって雇えたのは"キッチンアイルー"1匹だけだったが、次第にアイルーの数も増加。一緒に狩りをしてくれる"オトモアイルー"もデビューするなど、ドンドン賑やかになっていった。食事にしても最初は"給食"のような感じだったが、今やキッチンアイルーも3匹。旅館に出てくるような豪華な料理に舌鼓を打つ毎日だ(オーバー?)。
オトモアイルーは性格がそれぞれに違い、いろいろなクエストに連れて行くことによってレベルが上がっていく。「旦那さん」と呼ばれる私がいつまでも華麗な"へたれ"っぷりを発揮している一方で、アイルーたちはどんどんレベルアップ。アイルーを育てる腕だけなら少々自信アリである……。
徐々に力がつく実感! もはや私の前には道しかない(謎)
前回、「村長クエスト☆☆」を無事にクリア。「フルフル」討伐も達成し、意気揚々とプレイを続けた。あとはもう勢いまかせ。「私ってなかなかやるんじゃない?」などと調子に乗りつつ、「村長クエスト☆☆☆」もあっさりとクリアした。いや、すいません。"あっさり"というのは嘘です。とはいえ、今まででは考えられないくらいスムーズに各種クエストをこなしていった。
しかし、しかしである。村長クエストばかりでは、いつまでたってもハンターランクが上がらない。うーむ。そろそろクエスト自体もステップアップが必要か? というわけで、「集会所クエスト☆☆☆」に挑む私だった……。いやもう、ノリノリだったんですよ。チャレンジが許されるのならば、夢のG級クエストだろうが、「ナルガクルガ」だろうが、余裕でクリアできる……、なんて夢を見てました。「村長クエスト」が☆3つなら、「集会所クエスト」も☆3つでしょう。まあ、結果はいうまでもないところ。そうは問屋がなんとやら、というやつですよ。
村長クエストより手強い……? 「ババコンガ」とふたたび遭遇
「集会所クエスト☆☆☆」で、私の前に登場したのは「ババコンガ」。……そうあの「ババコンガ」である。クエスト名「いたずら好きの桃毛獣」。まず、声を大にして言いたい。「ババコンガ」は"いたずら好き"なんて可愛いものじゃない。たしかに子どもが駄々をこねるような行動をとる。「イヤ、イヤ、ドスーン」みたいな感じだ。しかし、人間の子どもとはわけが違う。しかもあの巨体である。それに、トリッキーな動きも満載だし……。
しかも、「村長クエスト」のときとはフィールドが変わっていて、狩猟の場は「夜の沼地」。そこには毒がいっぱいのエリアがあり、さらに「イーオス」という毒を吐くモンスターまでいたりする……。が、しかし。今の私の武器は飛竜刀【紅葉】という太刀。これがなんとも素晴らしい。火属性もついてるし。「ババコンガ」に効く属性は「火」ということなので、もうピッタリである。ちなみに、これは後で知った事実。まさに瓢箪からコマというやつである。
先にも述べたとおり、この時点での私はかなり強気。しかも、相手は一度クリアした「ババコンガ」である。これはもう口笛吹きながら余裕でクリアでしょう。……と思っていたのが甘かった。今回の「ババコンガ」はひと味ちがう。いや、全然ちがう。だってクエストのレベルが違うんだもの。あはは……。いやもう笑うしかありませんよ。
斬っても斬っても終わらない。ただひたすらの消耗戦。終いには私は泣きじゃくりながらPSPを握りしめていた……。オトモアイルーも"おとり"になってくれたりと大奮闘。ふがいない旦那さんでごめんね……。
しかし、遂にこの狩猟にも終止符を打つときが。そう忘れもしない深夜2時24分。「ババコンガ」が巣に戻って睡眠をとっていたところに、私はオトモアイルーと急襲をかけたのだ。そして私の一太刀で……、
「目的を達成しました。」
"剥ぎ取り"(狩ったモンスターから素材などをいただくこと)を忘れてしまいそうになるくらいの感動。力尽きて泣き、そして討伐して泣き。もはや私にとっての『モンスターハンターポータブル 2nd G』は、「アイルー」と「涙」なくして語れないゲームとなってしまったようだ。さあ、これでハンターランクも晴れて……、あれっ?
次回へ続く
ゲームタイトル | モンスターハンターポータブル 2nd G |
---|---|
メーカー | カプコン |
対応機種 | プレイステーション・ポータブル |
ジャンル | ハンティングアクション |
発売日 | 3月27日(発売中) |
価格 | 4,800円 |
CEROレーティング | C (15才以上対象) |
(C) CAPCOM CO., LTD. 2007, 2008 ALL RIGHTS RESERVED. |