JTBはこのほど、「ひとり旅」に関するWebアンケートを実施し、その調査結果を発表した。同調査は10代から80代の男女合計3,234名に対して行われたという。結果によると、76.2%もの人が「ひとり旅をしてみたい」と回答しており、希望する旅行先は「温泉地」が20.0%、「世界遺産めぐり」が19.7%、「景色のきれいなところ」が19.4%と多く、ひとり旅に"癒し"を求めると共に、見聞を広めたい人が多いことを示しているとしている。
また、ひとり旅を希望する理由としては、「リラックスしたい」が全体の32.4%でトップという結果になった。しかし、年代別で結果見ると、10代・20代の男女は「自分を見つめ直したい」、30代以上の男性は「リラックスしたい」、50・60代の女性は「自分へのご褒美に」となっており、年代によってひとり旅に求めるものが違うことが明らかとなったとしている。
さらに、ひとり旅の期間としては、「2~3日程度」を希望する声が42.5%と最も多く、次いで「1週間程度」が37.5%と、この2つで全体の8割を占める結果になったという。
また同調査では、ひとりが旅できない理由についても調査を行っている。その結果によると、「ひとりでは不安」が32.2%、「家族を残して出かけられない」が28.9%のほか、「旅行での感動を分かち合いたい」という意見もあったとしている。