バンダイは29日、超撥水(※)技術を使った新感覚の玩具『超撥水GAME aqua drop』を7月下旬に発売すると発表した。『超撥水GAME aqua drop』は、本体上部の穴から付属のスポイトで水を入れ、本体を両手で傾けながら、球形の水玉をコース内で転がして遊ぶ玩具。全4種類のバリエーションを用意し、価格は各1,575円。

※「超撥水」とは、水と接地面の角度(接触角)が150度前後で水をはじいている状態のことを言い、通常の撥水加工と比べて、より高い撥水性を維持している状態を意味する。

『超撥水GAME aqua drop』

通常であれば水は物体の表面に付着するが、日華化学が開発した超撥水剤「アデッソWRシリーズ」で内部をコーティングすることで水を弾き、球形のまま縦横無尽に動かすことが可能となった。コースは全部で4種類あり、コースのデザインによって、水玉は複数に分裂したり、細い隙間を形を変えてすり抜けたりと多彩な動きが楽しめる。

コースデザインの名称は、上段左からクボミ、ハモン、下段左からヒカリ、カワラとなっている

クボミ(難易度: 高)

ハモン(難易度: 最高)

ヒカリ(難易度: 低)

カワラ(難易度: 中)

ターゲットは、20代~30代の男女で、雑貨店、百貨店、専門店の玩具売場や玩具専門店等で販売し、2009年3月末までに30万個の販売を計画しているという。なお、この商品は6月19日~22日まで東京ビッグサイトにて開催される「2008東京おもちゃショー」にて展示される予定だ。

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電源や動力を使用しないエコロジーな玩具
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