Marcel Bresink Software-Systemeは29日、Mac OS X用システム環境設定ユーティリティ「TinkerTool 3.9」を公開した。動作環境はMac OS X 10.3.8以降、日本語を含む多言語環境をサポート。ディスクイメージ形式のバイナリパッケージは、フリーウェアとして無償配布される。
TinkerToolは、Mac OS Xに含まれるがデフォルトでは無効化されている"隠し機能"を、GUIを使い有効化するためのユーティリティ。今回のリリースでは、Mac OS X 10.5 (Leopard) のサポートを強化、FinderのウインドウタイトルにUNIXパスを表示したり、Dock領域で立体的に反射する表示効果を無効化したり、といったオプションが追加された。
Mac OS X 10.5専用の機能を集めた「Leopard」タブには、「検索結果に辞書の結果を含めない」と「計算機の機能を無効にする」の2つのSpotlight用オプションを用意。Time Machine用の「新しいドライブを接続したときバックアップディスクかどうか尋ねない」、Spacesで画面切り替えを循環させないための「最後から最初のスペースへ切り替えない」など、新しいオプションが複数追加されている。
Safari 3.0および3.1のサポートも強化、「リンクをクリックしたとき前面の新規タブで開く」など、「Safari」タブにはSafari 3.x専用のオプションが追加されている。