レパード3度目のアップデータが公開

Appleは28日 (米国時間)、Mac OS X 10.5 / Leopardのシステムアップデータ「Mac OS X 10.5.3 Update」をリリースした。Mac OS X 10.5.2以前の更新内容を含まないアップデータ (Delta) のファイルサイズは、クライアント版が約420MB、サーバ版が約489MB。Mac OS Xの自動更新機能「ソフトウェア・アップデート」、またはAppleのWebサイト経由で入手できる。

今回のアップデートでは、システムの広範囲におよぶ変更を実施。ある種のハードディスクがマウントされない問題や、解像度の異なる機種間で.Macの同期を行った場合に発生するDashboardの問題など、多くの不具合が修正された。本アップデータの適用により、カーネルはxnu-1228.4.31/Darwin 9.2.2からxnu-1228.5.18/Darwin 9.3.0へ、システムのビルド番号は9C7010から9D34へと変更される。

システム標準装備のアプリケーションも更新。自動化ツール「Automator」やカレンダーソフトの「iCal」、メールクライアントの「Mail」、デスクトップ管理ユーティリティ「Spaces」など、多くのアプリケーションが不具合の修正と信頼性向上を目的にアップデートされた。自動バックアップ機能「Time Machine」では、ワイヤレスストレージ「Time Capsule」や写真管理ソフト「Aperture 2」との互換性向上も図られている。