演劇企画集団「東京ギンガ堂」は6月7日より、演劇公演『ねこになった漱石』を大久保公園(東京都新宿区)内特設テントにて開催する。開催日程は15日まで。
「東京ギンガ堂」は、劇作家、演出家である品川能正が率いる演劇企画集団。国内の数多くの演劇フェスティバルに参加するほか、アメリカ、韓国など海外での公演活動にも力を入れている。
今回公演される『ねこになった漱石』では、明治の日本人の姿を猫に託し、歌とダンスを盛り込んだ音楽劇を展開。物語は、夏目漱石が胃潰瘍で倒れ、魂が肉体から抜け出たところから始まる。その報を聞き、集まって来る夏目家代々の猫たちと漱石との交流を、彼の人生をたどりながら喜劇タッチに描くという。また、特別ゲストとして夏目漱石の玄孫(やしゃご)で歌手の夏目ひみかも登場する。
また、巨大なテントを歌舞伎町の中心に位置する大久保公園内に設置して行うのも同公演の特長となっている。同劇団のテント公演は、2007年に公演した『デージーが咲く街 -新宿物語』に続き2作目。
東京ギンガ堂代表の品川能正氏は「文豪という難しそうなイメージを変えるお茶目な夏目漱石像をお楽しみに」としている。
『ねこになった漱石』 | |
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会場 | 大久保公園内特設テント |
公演日時 | 2008年6月7日(土)~6月15日(日) 19:00開演 |
脚本・演出 | 品川能正 |
出演 | 西本裕行/大谷朗/米倉紀之子/夏目ひみか(特別ゲスト)ほか |
料金 | A席 前売5,000円/当日5,500円 |
B席 前売3,000円/当日3,500円 |