スズキは、軽乗用車「セルボ」についてリヤシートリクライニングを全車に採用するなど、使い勝手と快適性を高める一部改良を行なった。併せて特別仕様車「GリミテッドII」を設定し、発売を開始した。価格は104万7,900~154万5,600円。
「セルボ」は、日常での使いやすさや利便性に加え、力強い存在感と上質感、走りの快適性や運転する楽しさを重視した軽乗用車。今回の一部改良では各種装備により勝手と快適性を高めた。
今回の一部改良では、全車種にリヤシートリクライニングと、助手席バニティーミラーを採用。ボディカラーの新色として、紺(ノクターンブルーパール)、赤(クラッシーレッドパール)、ベージュ(クリアベージュメタリック)、ピンクゴールド(アンティークローズメタリック)を採用し、「セルボ」シリーズで全11色の設定とした。
また、NAエンジン搭載モデルである「G」の燃費を改善するとともに、燃費の試験方法をより実際の走行に近い「JC08モード」で試験を実施。従来の10・15モードでは、「G」が2WD車21.5km/L、4WD車19.4km/Lとしていたが、JC08モード走行 (国土交通省審査値)では「G」が2WD車20.0km/L、4WD車19.0km/Lとなる。
特別仕様車「Gリミテッド II」は、「G」グレードをベースに、車体色と同色のフロントグリルや、アンダースポイラー、専用デザインの14インチアルミホイールなどを採用し、スポーティーなエクステリアとした。インテリアは、インパネとドアトリムの各部に薄灰色のリーフシボを採用。さらに白のステッチを施した薄灰色の内装色や「アルカンターラ」(人工皮革)とファブリックのシート表皮を採用した。