Samsung Electronicsは25日(現地時間)、台湾・台北で開催された第5回「Samsung Mobile Solution Forum」において、マルチレベルセル(MLC)ベースの256GB容量のSATA II接続2.5型SSDの開発を完了したと発表した。
今回開発されたSSDは、MLC採用で大容量ながら、一般的なHDDと比較して約2.4倍高速となる読み取り速度200MB/秒、書き込み速度160MB/秒を実現している(ともにシーケンシャル)。サイズは100.3×69.85mmで、厚みは9.5mmとなっている。平均故障間隔(MTBF)は100万時間、アクティブモード時の消費電力は0.9W。SSDがPC本体から取り外された場合にSSD内のデータの読み取りを防ぐデータ暗号化機能も提供されるとのことだ。
同社では、256GB容量の2.5型SDDのサンプル出荷を9月に、量産を年末に開始するとしている。また、256GB容量の1.8型SDDは2008年第4四半期に登場する予定だ。