リンクスインターナショナルは、Antec製の電源付きATXケース「NSK6580B」を発表した。既に販売されているエントリー向けATXケース「NSK6580」のブラックモデル。発売は6月7日で、価格はオープンプライス。店頭価格は18,800円前後の見込み。

NSK6580Bは、冷却性能、拡張性に優れるATXケース。各ベイ数は、5インチベイが3基、5インチ/3.5インチ共用ベイが1基、シャドウベイが5基と豊富。シャドウベイはスライド式で着脱可能なほか、5インチベイは片側だけのネジでデバイスの固定が可能と、メンテナンス性に優れる。また、シャドウベイユニットにはシリコングロメット、筐体の脚部にシリコンゴムを採用することで振動を吸収、静音性を高めている。

Antec「NSK6580B」。ブラックのフロントパネルを搭載

着脱可能なシャドウベイを備える。シャドウベイは5基と、拡張性も高い

冷却ファンは、リアに120mmファン1基を標準搭載。このファンは1,200rpm(25dBA)/1,600rpm(28dBA)/2,000rpm(30dBA)と回転数を3段階に調節可能で、効率的な冷却と静音を可能としている。また、オプションとして、フロントに92mmファン2基、サイドパネルのパッシブダクト用に80mmファンをそれぞれ搭載可能だ。フロントファン2基を追加することでフロントからリアへのエアフローが高まり、HDD、グラフィックスカード周辺の冷却を強化することができるとしている。

搭載する電源は、変換効率が80%以上という「80 PLUS」認証の高効率電源。容量は430Wで、過電力保護(OPP)、過電圧保護(OVP)、不足電圧保護機能(UVP)といった各種の保護機能を備えている。

きょう体サイズは210(W)×472(D)×465(H)mm。材質は0.8mmのスチールで質量が約12kg。対応マザーボードはATXおよびMicro ATX。フロントインタフェースはUSB2.0×2、オーディオ入出力、IEEE1394×1を備える。また、Antec Quality 3年保証も付属する。