東京ドームシティ アトラクションズでは、7月19日~9月15日の期間で夏期限定のお化け屋敷『幽霊物件~呪われる家~』をオープンする。今年の特別演出のテーマは「家」。誰もが一度は耳にしたことのある"いわくつきの物件"の話で、訪れた者を戦慄の恐怖へと導く。
いつも不動産屋の店頭に貼られていながら、誰も住む人のいない格安の物件。都市伝説などで誰もが聞いたことがあるにもかかわらず、これまでお化け屋敷の舞台になっていなかった。今回のお化け屋敷ではそんな"いわくつきの物件"をテーマにし、訪れた者を身の毛もよだつ恐怖へと導いていく。ゲストは、引っ越し先を探して、ある不動産屋を訪ねる。そこで、いわくつきの格安物件を紹介され、雨戸も開かないその家の内見に向かう。果たして、家の中でゲストが目にするものとは……。
また、16時以降入場されたゲストは、入口で霊を呼び寄せる「鍵」を渡される。家の中には、その「鍵」を使って開けることができる扉があり、扉の奧では、また新しい演出がされるというのでこちらも注目したい。
毎年夏の特別企画として開催される東京ドームシティ アトラクションズのお化け屋敷特別演出は、今年で17年目を迎える。当初は、楳図かずお氏やデーモン小暮氏などによるプロデュースで話題になり、その後、赤ん坊を抱いて歩く『赤ん坊地獄』、手錠に繋がれて体験する『恐怖の手錠地獄』、女の髪を梳かしながら進む『呪いの黒髪屋敷』など、趣向を凝らした演出で多くのファンを獲得してきた。このような独創的な特別演出と共に、昨年話題となったのがお化け屋敷とインターネットの連動企画。昨年の『闇の歯科病棟』では、主人公「桐夫のブログ」に30万ものアクセスが集まった。今年はさらにお化け屋敷とインターネットと結びつけ、ブログ、映像、画像、音源等のコンテンツを携帯サイト「メロDAMデラックス」にて配信していく。