「Avaya one-X Mobile for Windows Mobile 6」の利用イメージ

日本アバイアは、Windows Mobile 6搭載端末をオフィスの内線電話として利用可能にする企業向けアプリケーションソフトウェア「Avaya one-X Mobile for Windows Mobile 6」の提供を開始した。当面はソフトバンクモバイルの「X02HT」にのみ対応するが、今後対応OS および機種を拡大していく。

OSにWindows Mobile 6を搭載した端末から、アバイアのIP-PBXソフトウェア「Avaya Communication Manager」に接続できるようにするソフトウェアで、これによってWindows Mobile端末をIP-PBXの内線電話として利用することが可能になる。

オフィスの固定電話にかかってきた電話を、Windows Mobile端末で内線のように「受ける」「保留する」「転送する」などの対応ができるようになるほか、Windows Mobile端末から発信した場合には、Windows Mobile端末の電話番号でなく会社の電話番号を相手先ディスプレイに表示する機能なども利用可能。

また、ソフトバンクグループが6月3日からサービスを開始する法人向けFMCサービス「ホワイトライン24」をあわせて利用することで、既存の携帯網を利用して通信コストを抑えることも可能としている。ホワイトライン24は、オフィス向け固定電話サービス「おとくライン」の電話と、ソフトバンクモバイルの「ホワイトプラン」を契約している携帯電話の間の通話が24時間定額となる割引サービス。

(紫緑龍化/K-MAX)