セブン-イレブン・ジャパンは19日、オリジナル書籍「ペーパーバックスK」シリーズを東京/千葉/神奈川/埼玉の約4,000店舗にて販売を開始した。第1弾として発売された3作品はいずれも人気作家の既刊作品だが、それぞれ荒川弘、小畑健、北条司といった人気漫画家が表紙を描き下ろしている。同社がオリジナルの書籍を販売するのは今回が初。価格は500円~600円。
今回発売されたのは、宮部みゆき『ステップファザー・ステップ』、京極夏彦『薔薇十字探偵 I 』、大沢在昌『女王陛下のアルバイト探偵』の3作品。それぞれ『鋼の錬金術師』を連載中の荒川弘、『DEATH NOTE』や『ヒカルの碁』で人気を博する小畑健、『シティーハンター』などで馴染みの深い北条司が表紙を手がけている。
同社広報によると、人気作家と人気漫画家のコラボレーション作品がより手頃な価格で手に入ることで「普段本をあまり読まない人にも身近なセブンイレブンで本を手にとってもらいたい」としている。
同社では今後の展開として、引き続き人気作家による既刊小説を投入するほか、書き下ろしの小説も発売したいとしており、今回の販売動向を見て第2弾以降の内容を検討するという。さらに販売地域についても、全国の店舗に拡大したい考えだ。