VIA Technologiesは、動作周波数が500MHzで最大消費電力が1WというVIA Eden ULVプロセッサを搭載したPico-ITXマザーボード「VIA EPIA PX5000EG」を発表した。Pico-ITXマザーボードは10cm×7.2cmという小型サイズが特徴。

VIA EPIA PX5000EG

メモリはSO-DIMMスロット1基を備え、DDR2-533メモリを最大1GBまで搭載可能。チップセットは、同社が「system media processor」と呼ぶVIA VX700。VIA VX700にはグラフィック機能「VIA UniChrome Pro II」が統合されているほか、MPEG-2/-4およびWMV9に対応したハードウェアデコード支援機能も備える。そしてHDオーディオコーデック用には「VIA VT1708A」、ネットワークには「VIA VT6106S」を搭載。インタフェースはLVDS/DVI、VGA出力、5.1chオーディオ、ストレージはUltraDMA 133/100/66×1およびSATA×1、10/100Mbpsネットワーク×1、COMポート×1、そして6ポートのUSBなどを備える。

同社VIA Embedded Platform部門Vice PresidentのDaniel Wu氏は「VIA EPIA PX5000EGは、EPIAシリーズを組込み市場における低発熱、低消費電力といった領域にも広げる製品であり、それも極めて小さなフォームファクタで実現する。」と述べている。