LiMo Foundationは14日、Mozilla CorporationやVerizon Wirelessなどの企業が新たに加盟したことを発表した。この結果、同団体の参加企業数は40社となる。
今回LiMo Foundationに加盟した企業は、Infineon Technologies (独) とKvaleberg AS (ノルウェー)、Mozilla Corporation (米)、Red Bend Software、Sagem Mobiles、SFR、SK Telecom、そしてVerizon Wirelessの8社。全米第2位の加入者数を持つ携帯キャリアのVerizonや、フランスの大手通信・メディア企業のSFR、Webブラウザ「Firefox」などのオープンソース製品で知られるMozillaの加盟により、早期におけるLiMoプラットフォームの普及が予想される。
LiMo Foundationは、MotorolaとNEC、NTTドコモ、パナソニックモバイルコミュニケーションズ、サムスンとVodafoneの6社により2007年1月に設立。既存の業界各種団体との連携を推進するほか、Linuxベース携帯端末市場の細分化を抑制することを目的に活動している。
LiMo Foundationは、Linuxベースの携帯電話プラットフォーム策定 / 推進を担うべく、2007年1月に設立された業界団体。2008年2月には、策定が進められている「LiMo Platform」のAPIを公開するなど、具体的な成果もあらわれている。