日本HP、消費電力を抑えたビジネス向けデスクトップを発表

日本ヒューレット・パッカードは5月14日、従来製品より消費電力を14%削減した省電力設計のビジネス向けデスクトップPC「HP Compaq Business Desktop dc5850」(以下dc5850)シリーズを発表した。

固定仕様の「dc5850 SF」は日本HP販売代理店で、カスタマイズに対応したマイクロタワー型筐体の「dc5850 MT/CT」、省スペース筐体の「dc5850 SF/CT」はHP DirectplusオンラインストアとHP Directplusコールセンターで、5月15日から販売開始する。

「dc5850」シリーズは、最新のAMD製チップセットとプロセッサを採用したコストパフォーマンスの高いビジネス向けデスクトップ。オンボードグラフィックスに、いち早くDirectX 10に対応したATI Radeon 3100を搭載。高度な動画や3Dなども扱える。また、前モデル「dc5750 SF」と比較して体積比で約17%の省スペース化を実現。カスタマイズモデルでは省スペース性に優れた「dc5850 SF/CT」と、HDDを1TBまで増設できる拡張性の高いマイクロタワー型の「dc5850 MT/CT」の2タイプの筐体を用意。必要に応じて選択できる。

「dc5850 SF」

dc5850 SFは、「SLE1200/1.0/80d/XPV/e」「AX2 4450B/1.0/80m/XPV/e」「SLE1200/1.0/80d/VB/e」「AX2 4450B/1.0/80m/VB/e」の4モデルを用意。SLE1200/1.0/80d/XPV/eは、AMD Sempron LE 1200(2.10GHz)、1GBメモリ、80GB HDD、DVD-ROMを搭載したモデルは、価格7万350円(税込)。Windows Vista Business SP1正規版ダウングレードサービス(Windows XP Professional SP2 正規版プリインストールサービス)を利用できる。

AX2 4450B/1.0/80m/XPV/eは、AMD Athlon X2 4450B(2.30GHz)、1GBメモリ、80GB HDD、DVDスーパーマルチドライブを採用し、7万7,700円(税込)。Windows Vista Business SP1正規版ダウングレードサービス(Windows XP Professional正規版プリインストールサービス)を利用可能。

SLE1200/1.0/80d/VB/eは、AMD Sempron LE 1200(2.10GHz)、1GBメモリ、80GB HDD、DVD-ROM、Windows Vista Business SP1正規版を採用。価格は6万9,300円(税込)。

AX2 4450B/1.0/80m/VB/eは、AMD Athlon X2 4450B(2.30GHz)、1GBメモリ、80GB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、Windows Vista Business SP1正規版を採用し、7万6,650円(税込)。

「dc5850 SF/CT」「dc5850 MT/CT」

カスタマイズ可能なdc5850 SF/CT、dc5850 MT/CTの最小構成モデルは、AMD Sempron LE-1200(2.10GHz)、512MBメモリ、80GB HDD、DVD-ROMドライブ、Windows Vista Home Basic SP1正規版を搭載し、価格5万4,600円。

CPUはAMD Phenom 9600B(2.30GHz) / AMD Athlon X2 4450B(2.30GHz)または5400B(2.80GHz)、メモリは1 / 2 / 4GB、HDDは160 / 250 / 500GB、ドライブはCD-RW/DVD-ROMコンボドライブ / DVDスーパーマルチドライブなどを選択可能。OSは、ダウングレードサービス( Windows XP Professional 正規版 プリインストールサービス) / Windows Vista Business SP1正規版 / Windows Vista Home Basic SP1正規版を指定できる。