Appleは13日 (米国時間)、6月9日から6月13日の5日間にかけて開催される開発者向け会議「Worldwide Developers Conference (WWDC) 2008」を、Steve Jobs CEOら同社役員陣による基調講演で開幕すると発表した。内容はMacintoshプラットフォーム (OS X Leopard) 向けと、モバイルプラットフォーム (OS X iPhone) の2つを中心に進められる予定。
今回のWWDCでは、モバイルデベロッパを対象としたiPhone関連のトラックを初めて実施。iPhone SDKの解説や、iPhone / iPod touch向けオンラインサービス「App Store」を含むiPhone 2.0用アプリケーション開発に関する、各種セッションやハンズオンラボが予定されている。iPhoneトラックでは、Multi-TouchユーザインターフェイスやCocoa Touchテクノロジーなど、最新技術の活用方法に関する解説も行われる。
基調講演は、米西海岸時間2008年6月9日 (月) 午前10時、サンフランシスコのMoscone Westで行われる。WWDCの基調講演は新製品 / 新技術発表の場として注目度が高く、2005年はIntelプラットフォームへの移行、2006年はLeopardの紹介とIntel Xeonを搭載したMacPro / Xserveの発表、2007年はLeopardとiPhoneの新機能の詳細が取り上げられている。