アニコム損害保険は、犬と猫の飼い主を対象に行った調査を行い、「吠え」に関する悩みを抱えている飼い主が最も多いと発表した。回答者は全国の同社モニターで、犬の飼い主448名、猫の飼い主73名とのこと。

アンケート調査の結果

犬の飼い主の悩み
順位 内容 回答数
1位 吠え癖、無駄吠え 18.1%
2位 トイレ 10.3%
3位 ブラッシング、毛玉 9.2%
4位 歯磨き 4.9%
4位 耳掃除 4.9%
猫の飼い主の悩み
順位 内容 回答数
1位 ブラッシング、毛玉 13.7%
2位 爪切り 9.6%
3位 抜け毛 6.8%
4位 トイレ 5.5%
5位 噛み癖 4.1%

犬の飼い主に一番多い悩みは、「チャイムや電話の音に反応して吠える」「お客様に吠える」「他の犬に吠える」など「無駄吠え」「吠え癖」に関するもので、犬種を問わず多かった。中には逆に、「訪問者にまったく吠えずに困る」との声もあったという。

犬猫に共通して多かった悩みは「ブラッシングを嫌がる」「毛玉ができやすい」「爪切りを嫌がるので、一人では爪切りができない」などのお手入れに関する内容。犬猫は春秋に多量に毛が抜け変わるため、ブラッシングは欠かせない。ブラッシングや爪切りといったお手入れをうまく行うためには、犬猫が小さい頃から人間に触られることに慣れさせていくのが必要だという。

同社では、「犬猫と幸せな生活を送るためには『最初が肝心』、その後は『根気強く』」とペットオーナーに対してコメントしている。