毎日コミュニケーションズは13日、『世界遺産検定公式基礎ガイド2008年版』(世界遺産アカデミー監修)を発売する。本書は世界遺産検定の2級と3級受験者向けに制作され、1冊で検定合格に必要な知識を簡単に手に入れられるように工夫されているとのことだ。定価は2,625円。
これまでの検定テキストと本書の大きな違いは、掲載されている世界遺産を「文化的景観を含む遺産」や「旧市街の遺産」「火山・熱水現象が評価された遺産」など、テーマ別に解説しているところ。世界遺産を分類することにより、体系的に知識を蓄えることができるとしている。暗記力に自信がなかったり、各遺産を関連付けて覚えるのが苦手な検定受験生にとっては垂涎もののテキストといえるかもしれない。
また、本書では2007年度の世界遺産委員会で新しく登録された22の世界遺産についても写真入りで掲載している。この22遺産については、まだ世の中に出回っている情報が少ないものも含まれるので、希少価値がありそうだ。
なお、2008年度の世界遺産検定は9月28日(日)に、札幌/仙台/横浜/東京/名古屋/大阪/神戸/広島/福岡/熊本で実施する予定。