ソニーは5月7日、ハイエンドデスクトップPC「VAIO type R master」の夏モデルを発表。24インチワイド液晶(1920×1200ドット)をセットにした「VGC-RM75UDL4(店頭予想価格約56万円)」、19インチワイド液晶(1440×900ドット)をセットにした「VGC-RM55DL9(店頭予想価格約40万円)」、液晶なしの「VGC-RM55D(店頭予想価格約34万円)」をラインアップし、5月17日に発売予定。
全モデルで45nmプロセスのCore 2 Quadを採用。このCPUは新拡張命令に対応しているため高速な動画編集が可能だ。このほか、「VGC-RM75UDL4」ではデジタルカメラαシリーズで撮影したデータをカメラでの画質に近づけるように調節するPhotoshop Lightroomのプリセットデータを用意している。このように、最新のアーキテクチャーを投入し、ハイビジョン映像の取り込み・編集、デジタル一眼レフカメラで撮影したRAWデータの高速処理を実現しており、VAIOシリーズの最上位機種となっている。
仕様は、「VGC-RM55DL9」がWindows Vista Ultimate with Service Pack 1、Core2 Quad Q9450(2.66GHz)、3GBのメモリー、約1TB HDD(RAID 0)、NVIDIA GeForce 8600GTSを搭載し、ソフトウェアとしてAdobe Premiere Pro CS3、Adobe Photoshop Lightroom、Adobe Photoshop Elements 6を同梱している。
「VGC-RM55DL9」「VGC-RM55D」は、Windows Vista Home Premium with Service Pack 1、Core2 Quad Q9300(2.5GHz)、2GBのメモリー、約640GB HDD(RAID 0)、NVIDIA GeForce 8500 GTを搭載し、ソフトウェアとしてAdobe Premiere Elements 4、Adobe Photoshop Elements 6を同梱している。
全モデルとも、ブルーレイディスクドライブ、地上デジタル・BSデジタル・110度CS/アナログWチューナーを持つ。