ボルボ・カーズ・ジャパンは、ステーションワゴンの「ボルボ V70」シリーズの装備を拡充するとともに新価格を設定し、2日から販売を開始した。新価格は498万円から770万円。また10日と11日の2日間、全国のボルボ・ディーラーでボルボV70フェアが開催される。「ボルボV70」は、プレミアムなステーションワゴンとして人気の高いモデル。日本国内においても2000年1月から2007年12月までの輸入ステーションワゴン累計登録台数で第1位を獲得している(※国内メーカーの海外生産車は除く)。
今回の変更では、昨秋に発表された2008年モデルのV70と諸元やスタイルは変わらず、装備の見直しなどによって価格が変更された。ラインナップも従来どおりで、2.5L(リッター)直列5気筒ターボエンジンを搭載する「V70 2.5T LE」、3.2L直列6気筒エンジンの「V70 3.2 SE」、同エンジンと4WDシステムを搭載する「V70 3.2 SE AWD」、3L直列6気筒ターボエンジン+4WDのトップモデル「V70 T-6 TE AWD」という4モデルとなる。
各モデルとも「メタリック・パールペイント」代を新価格に組み込み、3年間に2回の定期点検と3回の定期部品交換を受けられる「ボルボ・サービス・パスポート」が無償で付与された。また、「V70 2.5T LE」には「パーフォレーテッド・レザーシート」「ハイパフォーマンス・オーディオシステム」「リアシート・オーディオコンソール/ヘッドホン・ソケット」。「V70 3.2 SE」「3.2 SE AWD」には「パーフォレーテッド・レザーシート」「プレミアムサウンド・オーディオシステム」「リアシート・オーディオコンソール/ヘッドホン・ソケット」をそれぞれ標準装備とした。さらに各グレードとも、通常27万円相当のボルボ専用ナビゲーションシステムが10万円で提供される(※工賃は別途必要)。
これらにより価格は以前よりも、「V70 2.5T LE」が10万円アップの498万円、「V70 3.2 SE」が据え置きの575万円、「V70 3.2 SE AWD」が据え置きの600万円、「V70 T-6 TE AWD」が20万円アップの770万円となった。