Mozilla Foundationは5月1日 (米国時間)、メール / ニュースクライアントソフトの最新版「Thunderbird 2.0.0.14」をリリースした。最新のFirefoxと同期させるため、バージョン番号は2.0.0.12から14へとスキップされている。
今回のリリースは、セキュリティの修復が主な目的。Mozilla Foundationセキュリティアドバイザリの報告 によれば、JavaScriptの脆弱性に起因する任意のコードが実行されてしまう危険性 (MFSA 2008-14) と、メモリ破壊の形跡があるクラッシュ (MFSA 2008-15) の2件が修正されている。2件の重要度は、4段階のうち3番目の「Moderate (中)」に分類されている。