1本400万円の高級ブランデー、世界で358本の限定発売

アサヒビールは5月1日より、フランスの高級ブランデー・コニャック「レミーマルタン」のフラグシップブランド「ルイ13世」を、高級クリスタルブランド・バカラによるクリスタルのマグナムボトル(1,500ml)に詰め、「ルイ13世ブラックパール・マグナム」として限定販売する。価格は400万円(税抜)。

同商品は、世界で358本の限定販売となっており、日本への入荷は30本の予定。日本国内への入荷数が限られているため、販売先については事前申し込みによってすでに決定しており、一般消費者へは百貨店などを通じて販売される予定になっているとのこと。

世界の王室や貴族に寵愛されてきたという「ルイ13世」は、フランス・コニャック地方のグランド・シャンパーニュ地区で採られた最上級ぶどうのみから作られた高級ブランデー。40年から100年におよぶという熟成期間を経たコニャック原酒をおよそ1,200種使用し、1724年の創業以来培われてきた「レミーマルタン」のブレンド技術によって、香水のような芳しいフレーバーが生み出されたという。

また、バカラの職人による手作りのオリジナルボトルには、1本1本にシリアルナンバーが刻まれるという。特殊な加工によって絶え間なく光を取り込み、さまざまな色にその表情を変えて輝くことから「ブラックパール」と名付けられたとのことだ。

アサヒビールは、2007年3月に価格100万円(税抜)の「ルイ13世ブラックパール」(700ml)を販売したところ、入荷数を大きく上回る応募が集まるなど好評だったため、今年はさらに希少価値の高い「ルイ13世ブラックパール・マグナム」を発売することになったという。