MicrosoftのMacintoshプラットフォーム向け製品開発チーム (Mac BU) は米国時間の4月29日、インスタントメッセージングツール「Microsoft Messenger for Mac 7」を公開した。動作環境はMac OS X 10.4.9以降、無償ダウンロードが可能。

今回公開されたMessenger for Mac 7は、Microsoft製品では初のユニバーサルバイナリとして公開された前バージョンからかぞえ、約1年7ヶ月ぶりとなるメジャーリリース。Appleが開発しMac OS Xに標準装備するIP自動設定技術「Bonjour」に対応、ネットワーク上の他のMacユーザーを発見することが容易になった。

Office Communications Server 2007を使用する業務用のアカウント (コーポレートアカウント) では、音声通話と映像通話をサポート。複数のメンバーを会話に招き、電話会議を行うことも可能になった。検索機能も強化、組織のグローバルアドレス一覧からメンバーを検索する機能が追加された。

Office Communications Serverのフェデレーション機能を使用する場合、他の団体で異なるインスタントメッセージングサービスを使用するユーザーとのメッセージ交換が可能になった。サポートされるサービスは、iChatとAOL Instant Messenger (AIM)、Yahoo Messenger 英語版。その際、接続ライセンスの購入は別途必要。