ソフトバンク、京友禅と京漆を使った823SH向け着せ替えパネルを販売

ソフトバンクモバイルは30日、ソフトバンク3G携帯電話「THE PREMIUM TEXTURE 823SH」(シャープ製)向けの着せ替えパネル「JAPAN TEXTURE(ジャパン テクスチャー)」の販売を開始した。同日、ソフトバンク表参道にて発売記念イベントが行われ、タレントのリア・ディゾンさんらが出席した。

JAPAN TEXTUREは、「和」をモチーフとした数量限定の着せ替えパネル。鮮やかで多彩な柄模様と染色技法が特徴の京友禅・木村染匠とのコラボレーションによる「JAPAN TEXTURE 友禅」と、300年以上の歴史を持つ京漆器の老舗・象彦(ぞうひこ)とコラボレーションし、素材に漆を採用した「JAPAN TEXTURE 漆」の2シリーズが用意される。友禅と漆それぞれ6種類、計12種類用意される。

限定数・価格は、友禅の「梅輪葉(黒)」「梅輪葉(茜)」が17,800円、「乱菊(朱)」「乱菊(浅葱)」が19,800円、「花鳥風月(白茶)」「花鳥風月(銀鼠)」が24,800円。各50枚ずつ用意される。漆の「薫風」「市松白檀」「光琳水白檀」「猫」「松唐草」が、それぞれ、13,800円で限定100枚。希望の文字を平仮名で蒔絵(まきえ)にデザインできるオーダーメイド品の「桜花」が158,000円で限定10枚。

取り扱い店舗は、ソフトバンクBBが提供する携帯電話アクセサリーなどを扱う「SoftBank SELECTION」のオンラインショップ、ソフトバンク仙台クリスロード、ソフトバンク表参道、ソフトバンク渋谷、ソフトバンク六本木、ソフトバンク横浜ザ・ダイヤモンド、ソフトバンク名古屋および一部店舗・量販店。桜花は受注生産のため、予約・購入はオンラインショップのみとなる。なお、823SHに同梱されているテクスチャー引換券の対象外。

発売記念イベントで、ソフトバンクモバイル プロダクト企画部 デザイン課 課長の浦元芳浩氏は「ケータイは常に身に着けておくモノなので、愛着を持って使い続けることができるものが何かないか? と考えていました。JAPAN TEXTUREは、世界的に注目されている日本の伝統工芸文化、『和』の世界を表現しました。プレミアムシリーズの新しい切り口として、IT機器である携帯電話と日本人的な美意識や繊細なイメージを融合させることで新しい価値を提案できるのではないかと考えています」とアピールした。

トークショーに登場したリア・ディゾンさんは、「どれもスタイリッシュでゴージャス。アメリカでは和のデザインが流行っていて、私も和モノはリラックスできるので大好きです」とJAPAN TEXTUREの印象を語り、お気に入りのデザインとして、漆では「猫」、友禅では「乱菊(浅葱)」を選択。また、光琳水白檀のモチーフとなった花器にリアさん自身が生けた生け花の披露も行った。