東芝ホームアプライアンスは23日、全自動洗濯機の新モデル「AW-G90F」を発表した。発売は5月中旬を予定しており、価格はオープン。市場価格は7万円前後と予想される。
AW-G90Fは、洗濯容量9kg。シングルサイズ(1.6kg以下の)毛布3枚を1度に洗うことができるという大容量モデルだ。大家族だけでなく、節水のためのまとめ洗いなどにも活用が可能という。水位の無段階調節機能が搭載されており、洗濯物が少ない場合には低い水位で洗濯して節水が可能(最低水位は17L)。節水面では、ふろ水ポンプを付属している。
強力な洗浄力も特徴となっており、最初に低い水位で洗剤をとかし、濃い洗剤液を衣類に浸透させてから水位を上げて洗濯するという「濃縮洗浄」を採用。また、温度センサーが搭載されており、水温が低い冬場には洗濯時間を延長するといった調整が行われる。ヒーターを使用しない乾燥機能「パワフルエアドライ」は、ふたに設けられた4方向の吸気口から大量の風を槽内に取り入れながら高速回転させるというもので、洗濯物を干す時間を短縮することが可能。化繊混紡の衣類なら、約3kgを約3時間で乾燥するという。