ビー・エム・ダブリューは、BMW 3シリーズの日本での発売開始3年を記念し、直列4気筒2Lエンジンを、搭載したBMW 320iセダンの出力を向上すると同時に従来オプションだったETCやコンフォート・アクセスなどを標準装備とし、5月1日から発売を開始する。今回追加されたオプションの合計は約32万円相当だが、車両価格は約5万円アップに抑え、ATモデルで416万円、MTモデルで約405万円とした。
BMW 320iの直列4気筒エンジンの出力を150PS(110kW)から156PS(115kW)に6PS向上。そのほか、ルームミラー内蔵タイプのETC車載器システム、マルチファンクション・ステアリング・ホイール、コンフォート・アクセス、ストレージ・パッケージ、ライト・パッケージ、CDチェンジャー、ポプラ・ウッド・インテリア・トリム、クロム・テールパイプ・トリムなど、装着率の高い、約32万円相当のオプションを標準装備とした。
BMW 3シリーズは、BMWのミドルクラスモデル。今回改良を受けた320iはその中でも最も安価なモデルで、そのほかの323i、325i、325xiは直列6気筒の2.5Lエンジン、最上位となる335iには直列6気筒3Lエンジンが搭載される。また、ボディもセダンのほか、クーペ、カブリオレ、ツーリング(ワゴン)などが用意される。
なお、BMW 3シリーズ発売開始3年の記念モデルとしては、セダンの320iと323iにHDDナビゲーションを標準装備した「スペシャル・エディション」が追加され、6月末まで期間限定で発売されている。