三菱自動車は、スポーツドライビングを楽しめるコンパクト車「コルト ラリーアート バージョンR」に、ボディ剛性を高める連続シーム溶接を採用した特別仕様車「コルト ラリーアート バージョンR スペシャル」を設定し、5月27日より発売する。価格は232万500円。
ベース車両である「コルト ラリーアートバージョンR」は、最高出力120kW(163ps、5MT車)のコンパクトな4ドアスポーティモデル。今回発売される特別仕様車「コルト ラリーアート バージョンR スペシャル」は、操縦安定性を向上させるため、ボディ剛性を高める連続シーム溶接を採用した。これは、ドア開口部4箇所のボディパネル貼り合わせ部分の全周を、通常の自動化されたスポット溶接に加えて、熟練工の手作業による「連続シーム溶接」をその上から施すという溶接技術。これにより従来モデル比で、縦方向の曲げ剛性が約10%向上。スポーツドライビング時の車両のピッチング(縦揺れ)や、ロール(横揺れ)が抑えられ、タイヤの接地性も向上し、快適なステアリングレスポンスとトラクション性能を可能にするという。
そのほか、エクステリアではラリーアート社製のスポーツマフラーのほか、専用のブラック塗装12本スポークの16インチアルミホイール、テールゲート右下に専用バッジなどを装着した。なお、ボディカラーは専用色のライトニングブルーマイカと、レッドメタリック、ブラックマイカの3色が用意されている。