オーケストラ音源「VIENNA SPECIAL EDITION」に新たな奏法を追加する拡張音源「VIENNA SPECIAL EDITION PLUS / STANDARD」 |
クリプトン・フューチャー・メディアはオーストリアVIENNA社のオーケストラ音源ソフト「VIENNA SPECIAL EDITION」専用の拡張音源「VIENNA SPECIAL EDITION PLUS / STANDARD」を発売した。価格はオープンで、同社オンラインストアでの価格は78,750円。
またVIENNA SPECIAL EDITIONとVIENNA SPECIAL EDITION PLUS / STANDARDをセットにしたバンドルパッケージ「VIENNA SPECIAL EDITION BUNDLE / STANDARD」も用意される。こちらも価格はオープンで、同社オンラインストアでの価格は122,850円前後。
VIENNA SPECIAL EDITIONは高機能なオーケストラ・ライブラリ音源である「VIENNA INSTRUMENTS」より主要なすべてのオーケストラセクションとキーボード、ギター類を収録したベスト版といえるソフト。VIENNA SPECIAL EDITION PLUS / STANDARDは音色ではなく、VIENNA SPECIAL EDITIONに新規アーティキュレーション(奏法)を追加するための拡張音源だ。
ソロ・バイオリンを例に取ると、VIENNA SPECIAL EDITIONではスタッカート、デタシェ、サスティン、スフォルツァート、トレモロ、ピチカート、レガート、ポルタメントが収録されているが、VIENNA SPECIAL EDITION PLUS / STANDARDをインストールすることでショート・デタシェ、フォルテピアノ、スナップ・ピチカート、コルレーニョ、トリル1&2、リピティション・パフォーマンス(レガート、スピッカート)などが追加され、表現の幅を広げることが可能となっている。
VIENNA SPECIAL EDITIONおよびVIENNA SPECIAL EDITION PLUS / STANDARDの動作環境はWindows XP/VistaおよびMac OS X v10.4以降。スタンドアロンに加えWindowsではVST、MacではVST/AU/RTASといったプラグイン形式に対応している。