NTTドコモは18日、7月1日より企業ブランド戦略の刷新およびそれに関連した各種施策を順次投入することを発表した。同社の企業ロゴもデザインを変更する。

新しい企業ロゴを発表する中村維夫社長

同日開催された発表会で代表取締役社長の中村維夫氏は、ここ1年ほど純増シェアで苦戦が続いていることを振り返り「ドコモのブランド力が落ちている」ことを認めた。「キャリア(通信事業者)主導の時代からユーザー主導の時代に潮目が変わってきた」「新規顧客の獲得を主軸に据えていたが、既に当社に契約していただいているお客様の満足度を上げることが、最終的に他社からドコモへの契約変更につながる」と話し、契約者数の増加を最優先とする従来の戦略を転換、既存顧客へのサポート体制を拡充する方針を打ち出した。

(詳報は追って別記事でお伝えします)