トヨタ自動車は17日、ココアが開発したインターネット上の3次元仮想都市(3Dバーチャルコミュニティ)である「meet-me」内に、カーライフをテーマとした未来都市「TOYOTA METAPOLIS」の試行版を開設した。
「トヨタメタポリス」は、同社の新たな情報発信媒体として、クルマをより身近に楽しんでもらうことを目的とした3次元仮想都市。今回、試行版が開設され、10月にグランドオープンする予定。
オートモール:バーチャルカーの見学や情報の取得、試乗や購入体験などができる展示場(試行版では一部のバーチャルカーの展示・情報の取得のみ) |
同都市では、トヨタ車が展示されている「オートモール」、歴代の名車や未来のクルマが体験できる「ミュージアム」などのクルマ関連施設のほか、イベントが開催される「イベントホール」、仲間が集まる「コミュニティ広場」、住居施設の「レジデンス」などの施設が用意される。ユーザーは、分身となる"アバター"を無料で設定し、新型車やコンセプトカーといった同社のバーチャルカーを入手し、カーライフを体験することができる。
"近未来の都市空間"をテーマとした同都市のデザインは、『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』『機動警察パトレイバー2 the Movie』『攻殻機動隊/GHOST IN THE SHELL』『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』などで知られるアニメーション監督の押井守氏が監修を務めている。
イベントホール:5月12日に「TOYOTA METAPOLIS(β版)オープン記念イベント」を開催し、参加者(限定1000名)に対して、同社の新パーソナルモビリティである「バーチャル i-REAL(アイ リアル)」を提供するという |
ミュージアム:歴代の名車、次世代のコンセプトカーなどの見学および試乗ができる自動車博物館(試行版では未公開) |