日本ビクターは16日、「(同社が)国内向け薄型テレビの生産・販売から撤退する」とした各社の報道に対して「(撤退は)検討している」とのコメントを発表した。

同社は、薄型テレビ事業の国内シェア6位のメーカーで、液晶テレビの価格下落など家電メーカーの競争激化の影響により苦戦している模様。撤退に関しては決定した事実ではないとしたうえで「具体的な内容は25日に行われる決算発表にて明らかにする」(同社広報)としている。なお、これが決定すれば国内大手テレビメーカー初の国内市場からの撤退となる。