マイクロソフトと複合型インターネットカフェ「スペースクリエイト自遊空間」を運営するランシステムは、ストリーミング番組「今井麻美・中村繪里子の自遊王国 NetChatNight Presented by Windows Live」の配信を開始。4月11日に第1回目の公開収録が行なわれた。

アイマスでおなじみの人気声優がパーソナリティに!

「自遊王国 NetChatNight」は、パーソナリティにアイドル育成ゲーム「THE IDOLM@STER」シリーズで知られる人気声優の今井麻美さんと中村繪里子さん、そしてお笑い芸人の寿司(ことぶきつかさ)さんの3人を起用したストリーミング番組だ。ランシステムが全国展開する「スペースクリエイト自遊空間」の店舗内サイトと、動画コミュニティサイト「Stickam TV」の番組特設ページから期間限定で配信される。ランシステムが運営する同店舗から視聴者が参加できるのが特徴で、同社が利用者向けに提供している「自遊空間メール」を使って番組へメッセージを送ることができるほか、マイクロソフトの「Windows Live Messenger」を利用した番組と視聴者間での双方向チャット企画を用意している。

写真左から、パーソナリティを務める今井麻美さん、寿司さん、中村繪里子さん。初回からコンビネーション抜群の3人だ

都内のスタジオから生放送となった番組は、なぜか今井麻美さんと中村繪里子さんが洋服を入れるファンシーケースから登場する意外な展開でスタート。実はこのケースは宇宙船で、今井&中村は架空の小惑星「自遊王国」のお姫様姉妹という設定が最初にお披露目される。彼女らが執事役の寿司の補佐を受けながら"地球の最新事情や地球人の心を学んでゆく"というのが番組の内容だ。

"福神漬けに代わるもの"で盛り上がった!

番組はデュオユニット「A.I.E.N」としてライブ活動なども行っている両姫だけに、初回とは思えないほどコンビネーション抜群のトークで和気あいあいと進行する。時折、暴走気味となるところに、寿執事のツッコミが入るという展開で、まずは視聴者からの投稿写真を前に盛り上がる。だがその後、大変な企画が両姫を待ち構えていた。その名も「福神漬けに代わるカレーの新しい添え物を献上せよ!」というコーナーだ。

執事役の寿司がフリップで視聴者へのお題を公開。企画によってはリアルタイムでメッセージを募集しながら番組は展開する

福神漬けの代わりとなる甘いものの数々を、嫌々ながらもしっかりと食べてしまう今井と中村の両名

なんと添え物に"マシュマロ・小豆・キシリトールガム"を採用したカレーライスが登場。寿が「いちごと大福のように意外な組み合わせが美味しい」とフォローをするものの、結局2人は悲鳴を上げることとなった。ちなみに選出されたのは繪里子姫に「ばっかじゃないの!」と言われながらも、麻美姫が「まぁまぁ美味しい」と評した小豆だ。

中村さんの顔についたカレーを拭いてあげる今井さん。とても仲が良い雰囲気だ

"やめられないこと"でさらに盛り上がり

その後、番組後半では2人の前にノートPCが登場。メッセンジャーを使った「ナントカ王決定戦」を開始し、リアルタイムに「どうしても止められないこと」というお題で視聴者から投稿を募集した。王に選出された投稿者には5万円の旅行券と、番組中に姫との1分間のチャットタイムがプレゼントされることが発表されたこともあって「椅子に正座するのがやめられない」や「とんがりコーンを指にはめてから食べるのがやめられない」など、多数の投稿が寄せられる。なかには「中村さんのファンをやめられません」という投稿もあり、繪里子姫が「死活問題なんでやめないでください!」と発言してスタジオが爆笑に包まれることも。

ノートPCを前に番組に寄せられたメッセージを興味深そうに読む2人。メッセージを前に話が弾む

そして最終的には「ハッピーターンの粉を舐めるのがやめられない」を投稿した視聴者が本コーナーの王に選出された。なお、本コーナー以外にも投稿が選出されると、番組中に撮影した写メ画像がプレゼントされる。ファンならぜひとも参加してみたいところだろう。

初回にもかかわらず投稿数がかなり多かったため、1時間の予定だった番組は8分ほどオーバーして終了。最後に放送期間内にオタマジャクシを育てるという企画も発表され、繪里子姫と麻美姫がそれぞれ「カッシー」に「ブチャラティ」と命名した。さらにもう一匹「コトブキ」という名を与えられた3匹をカエルになるまで育てていくという。

番組終了後にファンに向けてメッセージを聞くと、「どのような環境で見ていたのかわからないですけど『自遊空間』に訪れて参加してくれたら嬉しい」と今井さん。「チャットで参加してくれる皆さんがいないと成り立たない番組なので、ぜひこれからも投稿してください」と語った中村さん。なお、メッセンジャーでの双方向チャットの感想も聞いたところ「家で練習してきたんですが」と前置きしたものの「話しながら打っていたので先に返事が来ちゃった」として練習の成果は出せずじまいだったとか。ちゃんとコミュニケーションできないのは残念なので、もっと早く打てるように今後も練習していくという。

番組は6月27日まで全6回の放映予定。今後、麻美姫と繪里子姫のチャット能力はアップするのか。乞うご期待だ。

ライブ配信中。番組は「スペースクリエイト自遊空間」の店舗内サイトと、動画コミュニティサイト「Stickam TV」でライブ配信される