米ABI Researchは、アジア地域におけるBluetoothの普及状況などを調査した最新レポート「Bluetooth: Opportunities in Asia」を発表した。

これまでアジアにおけるBluetooth利用はやや伸び悩んできたとの見解が示されているが、今後の普及速度は大幅にアップすると予測。2006年から2013年にかけては、CAGR(年平均成長率)39%の成長が続き、Bluetooth対応製品の総出荷数も、2013年中に9億8,200万台に達するという。

同社上級アナリストのAndy Bae氏は、韓国でBluetoothを搭載する携帯電話の市場普及率が、すでに昨年51%を超えるなど、今後も携帯電話での利用が大幅に伸びると予想。日本の「着うた」ダウンロードサービスなどが、Bluetooth普及にも貢献していくとの期待を表明している。