S5とは?
S5はブラウザ上でプレゼンテーション(以下プレゼンと省略)を行なうJavaScriptライブラリです。プレゼンを行なうアプリケーションとしてはパワーポイントが最も有名です。パワーポイントで作成されたプレゼンデータとブラウザ上で作成されたプレゼンデータには違いがあります。
ブラウザ上で処理されるプレゼン用のプログラムでは(X)HTML+CSSベースで処理されるため、Webブラウザを搭載しているデバイスであればプレゼン用の資料を閲覧することができるわけです。つまりゲーム機 や携帯電話でもパソコンでも見ることができます。何よりも手軽に作成できるところが利点です。
ブラウザ上で動作するプレゼンライブラリはいくつかありますが、S5は独自のフォーマットではなくOpera Show Format 1.0を採用しています。Opera Show Format 1.0はこちらのURLに仕様が掲載されています。
S5のプログラムおよびデータはこちらのURLからダウンロードすることができます。
右上にあるDownloadsの文字の下にある「S5 1.1(477KB ZIP file)」と書かれた文字をクリックするとダウンロードが行われます。ダウンロードされたファイルはZIP形式になっているので解凍します。解凍すると以下のファイル構成になります。
ここで必要になるファイルはuiフォルダと、その中にあるファイルです(いくつか不要なファイルもあります)。また、他のファイルはサンプルおよび説明用のものなので使う必要はありません。
S5は全てのブラウザで同じように動作するわけではありません。内容は全てのブラウザで閲覧できますが、スライド表示などはInternet Explorer、Safari、Firefoxでは動作しますが、Operaでは動作しません。また、ブラウザによって表示が一部異なる場合があります。