ピクセラは9日、4月8日にデジタル放送推進協会(Dpa)から発表された「PC用デジタル放送チューナのガイドライン」に基づいて、デジタルテレビ放送に対応したパソコン用テレビキャプチャーボードの1波モデル「PIX-DT050-PP0」、および3波モデル「PIX-DT012-PP0」を一般向けに製品化すると発表した。価格は未定。発売時期は、「B-CASカードの発行認可を受け次第」とされている。
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製品化が予定されているパソコン用テレビキャプチャーボード |
今回のパソコン用テレビキャプチャーボードの製品化は、PC用デジタル放送チューナのガイドラインが策定されたことにより、これまでチューナーとパソコンが同一筐体の製品に限られていたパソコンでのテレビ視聴製品の販売がチューナー単体製品にも拡大されたことを受けたもの。
PIX-DT050-PP0は地上デジタルテレビ放送のみ、PIX-DT012-PP0は地上/BS/110度CSデジタルテレビ放送に対応し、デジタルテレビ放送をハイビジョン画質のまま視聴・録画できるほか、データ放送、双方向通信、EPG(電子番組表)、字幕放送といったデジタル放送が提供するサービスも利用できる。両製品とも、PCとの接続バスインタフェースはPCI。また、いずれもデジタルテレビアプリケーション「StationTV」が付属する。
同社では、テレビキャプチャーボード製品において来期10億円の売り上げを目指すとしている。
