米Microsoftは4月8日 (現地時間)、14,000ページ以上のOffice関連のプロトコル・ドキュメントをMSDNで公開した。

同社は今年2月に、主要製品のオープンネスを高め相互運用性を向上させる新戦略を発表し、Windowsクライアントとサーバのプロトコルに関する30,000ページ以上の技術ドキュメントへのアクセスを可能にした。今回のドキュメント公開も、その新戦略に従ったもので「SharePoint Server 2007とOfficeクライアントアプリケーション間」「SharePoint Server 2007とサーバ製品間」「Exchange Server 2007とOffice Outlook間」「2007 Office systemのクライアントアプリケーションとサーバ製品間」のプロトコル情報が含まれる。ただし今回は予備的なドキュメント公開という位置づけになっており、第2段階として公開した技術ドキュメントに対する開発者コミュニティからのフィードバックを収集・検討する作業が6月まで続き、最終段階として6月末までに最終版のドキュメントおよび最終のパテントライセンス条件などを提供する計画となっている。