三洋電機コンシューマエレクトロニクスは8日、ポータブルナビゲーションの新モデルとして7V型ワイド液晶搭載のゴリラ「NV-SD700DT」と4.5V型ワイド液晶搭載のミニゴリラ「NV-SB360DT」の2モデルを発表した。発売は21日で、価格はオープン。推定市場価格は、それぞれ10万5,000円前後と8万5,000円前後。
「NV-SD700DT」と「NV-SB360DT」は、大容量4GB SSD(大容量フラッシュメモリーを用いた記録装置)を採用したポータブルナビゲーション。住所地番検索数約3,400万件や電話番号検索約4,000万件(個人宅:約3,000万件、職業別:約1,000万件)、ジャンル検索約450万件に対応する。また、3D交差点や3D都市高速入口、方面看板表示などの充実した地図情報も特長となっている。
今回発表された両モデルとも、高速処理回路で構成された「GORILLAエンジン」を搭載し、ナビゲーション地図を表示しながらワンセグ放送音声や音楽(SDカード記録)が聞けるという同時動作を実現。タッチ画面による地図の操作も、より高速かつスムーズに進化している。さらに、1週間10番組までの予約録画ができるワンセグチューナーも内蔵している。
このほか、ドライブポータルサイト上にある地点データをSDカードにより、本体に地点登録できるほか、ルート案内で設定した目的地の周辺に、盗難多発地点が存在した場合、メッセージ表示と音声でドライバーに注意を喚起する盗難多発地点(大阪地区のみ)警告機能を搭載するなど豊富なナビゲーション機能を搭載している。
本体サイズは、NV-SD700DTが190(W)×109(H)×37.2(D)mmで、NV-SB360DTが128(W)×85 (H)×26.2(D)mm。重さは、それぞれ約600g、約310gとなっている。