アースデイ東京2008実行委員会は4月19日より日本最大級の環境フェスティバル「アースデイ東京2008」を開催する。同フェスティバルの2008年のテーマを「Shift Green」、活動コンセプトを「社会をグリーン化するムーブメント」として、「エネルギー」「食」「農」にスポットを当て、人々のライフスタイルに"ムーブメント"もたらすことを目指すという。メイン会場は代々木公園で、開催期間は4月19日・20日・22日の3日間。
1970年にアメリカの大学生の呼びかけでスタートした「アースデイ」は、4月22日を「地球の日(アースデイ)」とし、"地球のことを考えて、行動する"日と位置づけている。この日の前後には、毎年約175の国と地域でフェスティバルを開催し、毎年5億人以上が参加するといわれる。日本では1990年に第1回目を開き、東京をはじめ、北海道や富山、大阪、沖縄など、全国各地でイベントを催している。2007年には、2日間で12万人の来場者数を記録しており、今回も同様の参加者数を予定している。
会期中の3日間は、「エネルギー」「食」「農」にスポットを当てたイベントが盛りだくさん。19・20日に開催する「アースデイ・コンサート」では、「THE BOOM」の宮沢和史がボーカルとして参加するバンド「GANGA ZUMBA」をはじめ、白井貴子やいとうせいこうなどの熱気あるライブが楽しめる。また、エコロジストとして有名な女優・高樹沙耶も、トークショーで参加する予定だ。
その他、個人や企業、団体が"地球社会"へのアプローチを個性的に紹介する「アースデイ・NPOビレッジ」、使用済天ぷら油を回収するための運動「目指せ自給! 天ぷら油リサイクル大作戦! 」や、"地産地消"にこだわったオーガニックレストラン、エコ雑貨を集めたショップ、採れたての旬の農産物が購入できる「アースデイマーケット」など、ユニークかつエコロジーを意識したイベントを60以上設ける。普段なかなか意識しない"地球"や"環境"のことを、楽しく遊びながら考えられる良い機会となるだろう。