ヤマハは独Steinbergの音楽制作ソフト「Cubase Essential 4」を4月25日より発売する。価格はオープン。
Cubase Essential 4はSteinbergのDAWソフト「Cubase」シリーズのエントリー版といえる位置付けの製品。以前は「Cubase SE 3」として発売されていたソフトの新バージョンにあたる製品となる。
Cubase Essential 4は、Cubaseシリーズの最上位バージョン「Cubase 4」と同様のオーディオエンジンを搭載している。そのほかにもオーディオやMIDI、プラグイン、プロジェクトなどあらゆる種類のメディアファイルを一覧表示、検索、分類など一括管理できる「メディアベイ」。トラック/チャンネルの設定内容を保存する「トラックプリセット」。オリジナルのトラックやパートに変更を加えずにさまざまなアレンジを試すことが出来る「アレンジャートラック」。リアルタイムでオーディオのタイムストレッチおよびピッチシフトを行える「オーディオワープ」。これら多くの新機能を搭載している。
エフェクトプラグインはVST3に対応。14種類のアンプと10種類のスピーカーボックスを擬似的に再現した「AmpSimulator」を始めとして、VST3プラグインが22種類同梱される。また23種類の旧バージョンプラグインもCubase Essential 4で使用できるようにアップデートされ、同梱されている。動作環境はWindows Vista/XPおよびMac OS X 10.4以上。