Mozilla Foundationは4日 (米国時間)、カレンダー / スケジュールソフト「Sunbird 0.8」をリリースした。対応プラットフォームはWindowsとMac OS X、Linux (x86) Solaris (x86)。今回のバージョンから日本語に正式対応、計28種の言語に対応したローカライズ版の提供が開始されている。
Sunbirdと同等の機能を持つMozilla Thunderbird用アドオン「Lightning 0.8」も、同日リリースされた。動作環境はThunderbird 2.0以降、それ以前のバージョンには対応しない。アドオンファイル (.xpi) は、WindowsとLinux、Mac OS X (PowerPC版のみ) のプラットフォーム別に提供される。Solarisユーザ向けには、x86とSPARCのプラットフォーム別にアドオンが用意される。
Sunbird / Lightningの今回のリリースでは、ユーザインターフェイスを刷新。他のMozillaアプリケーションに近いデザインのアイコンセットを用意、色分けの基準を理解しやすいよう表示が改良された。Sunbird / Lightning以外で作成したカレンダーファイル (.ics) に定義されたタイムゾーンも正しく認識されるようになった。実験的な機能として、オフライン時におけるリモートカレンダーの表示もサポートされている。