システムソフト・アルファーは、「萌え系大戦略」シリーズの最新作『萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス』を、プレイステーション 2およびプレイステーション・ポータブル向けソフトとして、今年秋に同時発売する。価格は、プレイステーション 2向けが7,140円、プレイステーション・ポータブル向けが5,040円となる。
『萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス』は、「超時空要塞マクロス」の美樹本晴彦や「機動戦士ガンダムZZ」の北爪宏幸などをイラストレーターに起用した美少女化兵器が大きな話題となったPC向けの『萌え萌え2次大戦(略)』をベースとした"萌えて燃える"シミュレーションアドベンチャー。依澄れいや小梅けいとほか、旬の人気イラストレーターによる新キャラクターや、新たに書き下ろされた「連合軍戦線」シナリオとマップなどが追加されている。
シミュレーションゲームパートでは、PC版の「シミュレーション初心者が親しみやすいシステム」といった魅力を残しつつ、上級者向けのやり込み要素を充実。新たに追加される「サバイバルモード」では、兵器ユニットの「育成」要素と詰め将棋のような知能戦が、プレイの満足度を高める。
『萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス』ゲーム概要
19XX年――
俗にいう第2次世界大戦が勃発。火の粉は戦線の拡大により世界中に広がっていた。【鋼の乙女】たちは、「国と国民と仲間を守りたい」思いは同じなのに、国が違うために戦うことになってしまった。戦略目標の破壊や敵の殲滅など、さまざまな任務が彼女たちを待ち受ける……!
登場キャラクターを一挙に紹介!
各国が技術を競い合った第二次世界大戦を戦うために開発された人型兵器。それが「鋼の乙女(ハガネノオトメ)」。それぞれが兵器としての特徴を持ち、戦いに身を投じながらも、泣いたり笑ったりする"ヒト"に限りなく近いオトメのことを人々は鋼の乙女と呼ぶ……。なお、ここで紹介している以外にも「鋼の乙女」は多数登場。「隠しキャラクター」を含めると30体以上になるようだ。
■日本軍戦線
キーワード「命を大事に」
仲間の戦死をきっかけに、シリアスな展開。零戦・大和など、日本人になじみ深い兵器が登場する。
■ドイツ軍戦線
キーワード「次はイタリア抜きでやろーぜ!(笑)」
新キャラクター・ベローチェの参戦により、枢軸軍が大混乱。ややコメディーなシナリオ。ミリタリーファンの支持を集めるドイツ兵器と、ヘタレなイタリア兵器が登場。
フェイ(ティーガーI) |
エーリヒ(Bf109メッサーシュミット) |
レント(Ju88) |
■連合軍戦線
キーワード「戦場の友情」
連合軍の新キャラクターであるエイミーを中心に、枢軸・連合を超えた友情を描く。PC版では「敵」だった兵器たちが操作可能に!
ゲームシステムはADVパートとSLGパートの2つの要素
本編は大きく分けて、アドベンチャー(ADV)パートと、シミュレーション(SLG)パートの2つで進行。このADVパートとSLGパートの組み合わせはシナリオによって様々で、それぞれのマップには史実を基にした勝利条件が設定されている。
ADVパートは、第二次大戦を時系列で追いながら、その作戦で活躍した兵器を中心にストーリーが展開される。ストーリーは、クローズアップされている兵器の逸話や特性を基に作成されており、基本はコミカルに、ときにはシリアスにアレンジされている。ADVパートは、旬の人気声優によるフルボイスで、新たに男性司令官の声も録り下ろされている。
SLGパートは、俯瞰型の戦場マップに敵味方双方の鋼の乙女と、鋼の乙女以外の兵器が登場する。戦闘はオーソドックスなターン制で、移動、攻撃、必殺技などの指示を与えながら敵味方が交互に行動していく。本作最大のウリである多種多様な鋼の乙女は、可愛くデフォルメされ、大きく表示される。画像が大きくなることで、操作性や戦況の把握も容易になり、待機中のキャラクターアニメーションなど、見た目でも楽しむことができる。また、ゲームに不慣れな人のために、チュートリアルを搭載し、判りやすくプレイできる環境が提供されている。出撃したキャラクターや兵器は、戦いを進めることでレベルアップし、さらに「火力重視タイプ」などへ成長させる育成要素もある。
■SLGパートでのユニット画像
編成画面では、武器を選択するほかに、鋼の乙女一人につき二体までの配下ユニットをお供につけて部隊を編成することができる。
ゲームに登場する「鋼の乙女」達は、装甲という名の「衣服」を身につけている。SLG中にキャラクターがダメージを受けると、その量に応じて衣服が剥がれるカットイン画像が表示される。衣服の破れ具合には段階があり、ダメージを負うほど露出度が高くなっていく。
SLGパートでは、特定の条件によってミニゲームが発生する。ミニゲームの種類にはスライドするアイコンを特定のタイミングで止めたり、画面中に表示されている暗号文を入力するモールス信号など、だれもが知っているエピソードを基にしたゲームが数種類用意されている。
ゲーム中に一度見たCGは、「CG鑑賞」にて閲覧できるほか、登場キャラクターや兵器などの情報をチェックできる「兵器図鑑」、ミニゲームだけを遊ぶことができる「ミニゲーム」、そして、SLG上級者向けの「サバイバル」モードなど、ストーリーモード以外にもさまざまなお楽しみ要素が満載となっている。
プレイステーション・ポータブル版をチェック
ここまでPS2版を中心にチェックしてきたが、ここではPSP版のスクリーンショットをちょっと紹介しておこう。
ゲームタイトル | 萌え萌え2次大戦(略)☆デラックス |
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対応機種 | プレイステーション 2 プレイステーション・ポータブル |
ジャンル | 萌えて燃えるシミュレーションアドベンチャー |
発売予定日 | 2008年秋 |
価格 | 7,140円 (プレイステーション 2) 5,040円 (プレイステーション・ポータブル) |
美樹本晴彦 / 北爪宏幸 / 六道神士 / 依澄れい / 小梅けいと / 藤沢孝 / 宇佐見遥 / じじ / 菅家智則 / Maruto! / 日吉丸 / 虎山もとは ほか | |
成瀬未亜 / 落合祐里香 / 櫻井浩美 / 瑞沢渓 / 中田順子 / 水口まつり / 富山あかり / 宮沢ゆあな /小林眞紀 / 高城みつ / 雪野梨沙 ほか |
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