トライアンフジャパンは、本日より2008年モデルの新型「スピードトリプル(Speed Triple)」、「スラクストン(THRUXTON)」、および「スクランブラー(SCRAMBLER)」を発売する。価格はスピードトリプルが144万9,000円、スラクストンが128万1,000円、スクランブラーが122万8,500円。また、発売に合わせて4月20日までの期間、トライアンフ正規販売店において発表フェアを開催する。
アーバンスポーツモデル「スピードトリプル」
「スピードトリプル」は1050ccの水冷3気筒エンジンを搭載したアーバンスポーツバイク。登場してから改良を続け、今年で14年目を迎える人気の高いモデル。エンジンやメインフレームは2007年モデルと同じだが、リヤサブフレームを新設計とし、アルミタンデムステップのポジションやリヤ回りのデザイン変更を行なっている。新たにブレンボ製フロントキャリパーとラジアルマスターシリンダーや、ショウワ製43mm倒立フロントフォーク(ブラックアルマイト)、マグラ製アルミテーパーハンドルバー(アルマイト)などを装備するほか、アロイホイールやラジエターシュラウドのデザイン変更が行なわれた。また、2008年モデルのカラーリングは、ジェットブラック、フュージョンホワイト、新色ブレイジングオレンジの3色が用意される。
「スピードトリプル」の主な仕様は、全長2,115mm×全幅780mm×全高1,250mm、ホイールベース1,429mm、シート高815mm、乾燥重量189kg、水冷4ストロークDOHC並列3気筒エンジン、1,050cm3(ボア79.0mm×ストローク71.4mm)、最高出力132ps/9,250rpm、最大トルク105N・m/7,500rpm、6速MT、タンク容量18L、タイヤ:前120/70 ZR17 後180/55 ZR17。
60年代カフェレーサー風モデル「スラクストン」
「スラクストン」は60年代のクラシックなスタイルを現代に復刻したモデル。865ccの空冷2気筒エンジンは、トライアンフ2気筒エンジンの中で最もパワフルである。2008年モデルではフューエルインジェクションシステムを採用し、ユーロ3排出ガス規制にも適合する。車体回りではハンドルがバータイプとなり、より快適なポジションとなった。また、新設計の開けやすい燃料キャップ、バーエンドミラー、ニューデザインのスイッチギヤなどが装備される。ボディカラーは、トルネードレッド、ジェットブラック、クロミウムシルバーの3色。
「スラクストン」の主な仕様は、全長2,150mm×全幅950mm×全高1,120mm、ホイールベース1,510mm、シート高790mm、乾燥重量205kg、空冷4ストロークDOHC並列2気筒エンジン、865cm3(ボア90.0mm×ストローク68.0mm)、最高出力70ps/7,400rpm、最大トルク70N・m/5,800rpm、5速MT、タンク容量16L、タイヤ:前100/90-18 後130/80R17。
60年代オフロードマシン風モデル 「スクランブラー」
「スクランブラー」は60年代オフロードマシン風のクラシックなデザインを特長としたモデル。エンジンはスラクストンと同系の空冷バーチカルツインを搭載する。2008年モデルではフューエルインジェクションや新設計の燃料キャップが搭載された。ボディカラーは、ルーレットグリーン/アルミニウムシルバー、トルネードレッド/フュージョンホワイト、タンジェリン/アルミニウムシルバーの3色が用意される。
「スクランブラー」の主な仕様は、全長2,213mm×全幅865mm×全高1,202mm、ホイールベース1,500mm、シート高825mm、乾燥重量205kg、空冷4ストロークDOHC並列2気筒エンジン、865cm3(ボア90.0mm×ストローク68.0mm)、最高出力60ps/6,800rpm、最大トルク69N・m/4,750rpm、5速MT、タンク容量16L、タイヤ:前100/90-19 後130/80-17。